ドライアイは、下記のようなさまざまな要因により、涙の量が足りなくなったり、涙の成分が変化して起こります。
| 要素 | 内容 |
|---|---|
| 生活環境的要因 | 睡眠不足、ストレス、乾燥した部屋(エアコン)、コンタクトレンズの装用など |
| まばたきの減る作業 | パソコン、TVゲーム、細かい作業、読書など、運転などの精神集中が必要な作業 |
| 病気や薬の影響 | シェーグレン症候群、スティーブンス・ジョンソン症候群などの病気、血圧を下げる薬や精神安定剤などの一種など |
| その他 | 目が大きい(涙の蒸発が多くなるため)、加齢(加齢に伴い涙の分泌は低下しますが、すべての高齢者がドライアイになるというわけではありません) |
生活環境の変化や、パソコン等まばたきの減少する作業の増加によりドライアイも増えています。
目はまぶたと涙によって守られています。
まぶたによるまばたきが、涙の分泌刺激となり涙を出させたり、目の表面に涙を均一に分布させます。涙は目が乾かないようにするだけでなく、ゴミを流し去ったり、殺菌などの重要な働きをしています。
また、目が鮮明な像を結べるように黒目(角膜)表面を滑らかに保ちます。


涙はまばたきのたびごとに、涙腺から分泌され、目頭にある涙点という小さな孔から吸い込まれて鼻の奥の方へと流れ出て行きます。
涙は、油層、水層、ムチン層の3 つの層からなります。
ドライアイが進行すると、涙は、まばたきによって眼の表面にベール(下図)のような網目状の膜をつくっていますが、ドライアイではまばたきしてもこの膜を修復できず、保護してくれるはずのベールは穴だらけのままです。

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