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ワンポイントアドバイス ONE POINT ADVICE 〜Back Number〜

最前線で活躍する著名ドクターに、ドライアイをテーマ毎に分かりやすく解説して頂きます。

コンタクトレンズとドライアイ

福田昌彦医師

コンタクトレンズ(以下、CL)は目にとってある意味では異物ですが、涙のおかげで目はCLから守られています。
しかし、CLをはめるとドライアイを起こしやすく、そのために目に傷がつきやすくなります。
今回は、CLによるドライアイや傷から目を守るポイントを中心に、福田先生にワンポイント・アドバイスしていただきました。

監修:福田昌彦 医師(近畿大学医学部 眼科学教室講師)


コンタクトレンズと涙の関係は?

CL は長時間目の中に入っていても、ゴミと違って目が痛くなりません。
CLが涙のおかげで目の表面に浮かんでいるためです。
しかしCLを使用すると、涙がCL に吸い取られたり、涙が蒸発しやすくなるなど涙の状態が変化しやすく、ドライアイ、あるいはドライアイに近い状態になりやすいのです。

ドライアイになるとどうなるの?

CLで目に傷がつきやすくなります(写真)。涙の減少による酸素や栄養不足に加え、CLによる目の圧迫やこすれが強くなるためです。
図1のように、目が傷つくなどCLで障害の見られたケースの9割でドライアイが見られています。

放っておくとどうなるの?

障害がひどくなり、CLを使用できなくなるばかりか失明という最悪のケースもあり得ます。
涙が少ないので、涙による傷をなおす力や感染防止力も弱くなっています。
傷が治らずにひどくなったり感染してしまっては大変です。

どうしたらいいの?

少しでも目に違和感があれば受診しましょう。

CLによる目の傷が軽い場合は、痛みのかわりに違和感を感じることもあります。
痛みに限らず、目がおかしいと感じたら必ず眼科医を受診しましょう。

CL購入は眼科医指導の元で。

最近では、量販店や眼鏡店などでも容易にCLを入手できるようになってきていますが、CLは医療用具なので正しく使ってもらうためには眼科医指導の元で装用するようにしましょう。
また眼科以外で入手したCLであっても、目に異常を感じたら、かならず眼科に行きましょう。

異常がなくとも、定期検査を受けましょう。

CLを長く使っている間に涙の状態が変化したり、CLの材質や形が変化して目が傷つきやすくなっていないか、を見てもらいましょう。また、目の傷みで来院したときはすでに目の傷がひどくなっていることもありますので定期検査は大切です。(特にソフトCL)

※CLは医療用具です。定期的な検査に基づき眼科医の指導のもとで正しく使用するためにも、定期検査を受けましょう。

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