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最前線で活躍する著名ドクターに、ドライアイをテーマ毎に分かりやすく解説して頂きます。

深夜、煌々と輝くコンビニエンスストアやファミリーレストランの明かり。
今や24時間いつでも買い物や外食ができる時代となり、私たちの生活は以前に比べて随分夜更しになりました。
ところが夜更しは、疲れ目やドライアイと関係が深いのです。
インターネットなどの普及によって今後一層後押しされるであろうこの夜更しは、近い将来、ドライアイの原因として注目されるかもしれません。
そこで今回、夜更しとドライアイについて高村先生にお伺いしました。
それは、涙の一部は目の表面から自然に蒸発しており、エアコンの風が顔に当たったり部屋の空気が乾燥すると目から涙が蒸発しやすくなるからです。
涙の蒸発量が増えると、目は乾燥しやすくなります。
元来、私たち人間は夜行性ではなく、太陽のもとで活動する動物です。
そのため、神経やホルモンの調節など生理機能は昼間に活動するように作られており、もちろん目もその影響を受けています。
昼間と異なり、夜になると涙液の分泌は「お休みモード」になるのです。
つまりドライアイではない人でも、夜は自然に涙の基礎的な分泌(目の乾燥を防ぐために常に分泌されている涙)が少なくなって目は乾燥気味となり、人工の光の下で物をみるために目が疲れやすくなります。
夜更しは、目が疲れやすい環境で乾燥気味の目を使うために、疲れ目やドライアイを促進させるといえるでしょう。
夜更しによる睡眠不足が続くと、神経が緊張して体はいわゆるストレスがかかっている状態になります。
ストレスは涙を減少させる一因なので、睡眠不足が慢性化すると、涙が少なくなる要因が重なるためドライアイの促進につながります。
夜更しの原因でもある読書、テレビあるいはインターネットは、夢中になるとまばたきが減少します。
これでは夜になって目が乾燥気味となる上にさらにまばたきが減少し、涙に異常がなくとも目には乾燥のダブルパンチです。
夜更しもほどほどにして睡眠不足にならないことでしょう。
目の疲れ、しょぼしょぼ、あるいは充血などは目が乾燥気味となっているサインなので、症状を和らげるために目薬をさすのも有用です。
防腐剤の入っている目薬は、頻繁に使うと防腐剤で目に障害を来たす可能性がありますので、さす回数に注意して下さい。
目薬をさす回数が多い人は一度医療施設を受診し、医師のアドバイスを受けることをお勧めします。












