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監修:ハマノ眼科 濱野孝
ドライアイについて様々な疑問にお答えします。
解決出来なかった場合はお近くの眼科の先生に相談してみてはいかがでしょう。
- 目が乾くのですが、ハードコンタクトレンズとソフトコンタクトレンズのどちらを選べばよいのでしょうか。
- 現在コンタクトを使っていますが、コンタクトを使うと、ドライアイになりやすいのでしょうか?
- ドライアイがひどく、コンタクトが入れられません。そこで近視治療レーシックを受けようと考えているのですが。
- いったんドライアイになった人は治らないのですか?
- ドライアイを放っておくと、どうなるのですか?
- パソコンを長時間使用している人は、ドライアイになり易いと聞いたのですが、本当ですか?
- 年齢とドライアイは関係ありますか?
- 薬局で買った目薬をずっと使っていますが、問題ないでしょうか?
- ドライアイに対するもっとも効果的な治療法を教えてください。
- ドライアイの治療には症状や状態によって様々な治療法があります。
一般的に軽いドライアイの場合は、少なくなった涙を補充する目的で、人工涙液や潤いを保つための成分を含む点眼薬などを使います。
しかし、重症のドライアイの場合は、涙の排出を抑えるために、涙の排水口である涙点を閉じる治療を行うことがあります。
これには上下の涙点にシリコン製の小さなプラグを差し込む方法や、涙点を縫い合わせる方法(「涙点閉鎖術」と呼ばれています)があります。
またその他の治療として、涙の蒸発を抑えるために特別に開発された眼鏡をかけるという方法もあります。
いずれにしても、まずは自分がどの程度のドライアイなのかを眼科医に診断してもらい、どの治療が最適なのかを判断してもらうことが重要です。
- 涙を少しでも長い時間、目の表面にとどめておくために涙の出口を閉じてしまう治療があると聞いたのですが。
- これは涙の排水口である涙点を閉じることで涙の流出を抑え、涙を目の表面に蓄える方法の事だと思います。これには上下の涙点にシリコン製の小さなプラグを差し込む方法や、涙点を縫い合わせる方法(「涙点閉鎖術」と呼ばれています)があります。
この方法は一般的には比較的重症のドライアイに対する治療法であり、すべてのドライアイ患者に対して適応となる方法ではありません。
A2でも書いてあるように、ドライアイの治療には症状や状態によって様々な治療法があります。まずは自分がどの程度のドライアイなのか眼科医に診断してもらい、どの治療が最適なのかを判断してもらう事が重要です。
- 一日中パソコンを使用しているので、目が乾きます。よい予防法はありませんか。
- パソコン使用時にご自身でできる予防策としては、意識してまばたきしたり、乾燥をふせぐために加湿器を使うことも有効なようです。
またパソコンのモニター画面を眼の位置より下に置き、エアコンの風が直接目に当たらない位置に座ることも重要です。
適度な休憩をとることはもっとも大切で、一般的には60分のコンピューター作業で10〜15分程度は休んだ方が良いとされています。
十分な休息をとっても症状がおさまらない場合は目の表面が傷ついている事もあるので眼科医にご相談ください。
- 目が乾くのですが、ハードコンタクトレンズとソフトコンタクトレンズのどちらを選べばよいのでしょうか。
- コンタクトレンズ装用により目が乾く原因はコンタクトレンズの材質、大きさ、フィッティングなどさまざまな原因が考えられます。
よって、眼科医にチェックを受けてあなたにあったコンタクトレンズを処方頂く事をお勧めします。
- 現在コンタクトを使っていますが、コンタクトを使うと、ドライアイになりやすいのでしょうか?
- ソフトコンタクトレンズの装用者では、約80%、ハードコンタクトレンズの装用者では約70%の方が目の乾きを訴えていると言われています。
だからコンタクトレンズの使用はドライアイと密接な関連があります。
涙はコンタクトレンズと黒目(角膜)の間で潤滑油になって目を保護していますが、涙が減った状態ではレンズが黒目を傷つけたり、細菌に対する抵抗力が下がり、重症の角膜感染症を起こすことにもなりかねません。
レンズのお手入れはもちろん、眼科医による定期検診をうけましょう。
- ドライアイがひどく、コンタクトが入れられません。そこで近視治療レーシックを受けようと考えているのですが。
- レーシック(LASIK)手術は最近マスコミでも報道されることも多い話題の手術方法です。
どのような手術にも、かならずメリットとデメリットがありますので、手術を受ける前に眼科医に充分な説明を受けた上で、納得いくまで相談してください。
また、目の状態から適応ではない方もいらっしゃいます。
レーシック手術が可能かどうかは診断結果によりますので、一度、眼科医にご相談ください。
- いったんドライアイになった人は治らないのですか?
- 現段階では、ドライアイの原因を全て取り除く治療はありません。
ドライアイは色々な原因でおこるため、軽い症状と重い症状の場合では治療法もかなり異なります。
眼科医にご相談され、あなたの症状にあった適切な治療を受けられる事をお勧めします。
そうすれば、快適に日常生活を送ることができます。
- ドライアイを放っておくと、どうなるのですか?
- すべてのドライアイでここまで悪化する事はありませんが、シェーグレン症候群やスティーブンス・ジョンソン症候群などに伴うものや、それ以外でも重症のドライアイでは黒目(角膜)が傷ついて濁り、光が通りにくくなるため、視力が低下したり、傷から細菌が入り、重症の角膜感染症を引き起こすこともあります。
また、これらの人がコンタクトレンズを使うと、症状を悪化させる場合もあります。
お心あたりの方は放置せず、眼科医に相談してください。
- パソコンを長時間使用している人は、ドライアイになり易いと聞いたのですが、本当ですか?
- テレビやパソコンの画面をじっと見続けると(凝視)、まばたきの回数が減り(普段1分間に約20〜30回のまばたきがほぼ1/4に)、その結果、黒目の表面(角膜)が乾き、傷ついてしまうドライアイの方が最近増えています。
「目が疲れる」「目がゴロゴロする」といった症状が強い場合はドライアイの赤信号ですので、このような症状にお心あたりの方は目が傷ついていないか一度眼科医に相談される事をお勧めします。
- 年齢とドライアイは関係ありますか?
- 年齢を重ねると、涙を作るところ(涙腺と言います)の機能が低下するため、涙の分泌量が減ったり、また、白目(結膜)がたるみ、涙の排出口である涙点を覆ってしまったりして、涙の排出を悪くしたりすることが知られています。
よって加齢に伴ない涙液の分泌は低下しますが、ドライアイの発症には涙の量や性質のバランスが関係しており、加齢というだけの原因によりすべての高齢者がドライアイになるというわけではありません。
また、年齢と共に増加する病気の一症状として、ドライアイを引き起こすケースもあります。
例えば、糖尿病患者は角膜表面の細胞が弱くなり、眼に傷がついたり、慢性関節リウマチなどの膠原病と合併したりすることもあります。
気になる症状があれば、「年だからしかたない」「老眼のせい?」など安易に考えず、眼科医にきちんと見てもらってください。
- 薬局で買った目薬をずっと使っていますが、問題ないでしょうか?
- 涙は、黒目(角膜)に酸素や栄養を届けたり、目の中に入ってきた細菌を殺す役目をしていますが、目薬を頻繁に点眼しすぎると、大切な涙を洗い流す結果になることもあります。
また、ドライアイの方は涙で目薬の成分が薄まらない為、その成分の影響を受け、目が傷ついている事もありますので、症状が治らないようであれば、一度、眼科医に相談ください。
- ドライアイの治療に関して、お勧めの眼科はありますか。
- 当ホームページ内の『あなたの近くの眼科医院検索』(http://www.help-dryeye.com/search/index.html)では全国の眼科医院の検索が可能です。
お住まいやお仕事場の近くの眼科医院を検索いただき、ご参考にしてください。
なお、『あなたの近くの眼科医院検索』は「MEDICAL EYE」(株式会社バンブー提供)」からの情報です。本情報内容についてのお問合わせは「MEDICAL EYE(http://medical.waowao.com/)」までお願いします。
- ドライアイ自己診断ゲームで「ドライアイにほぼ断定!」と出ました。ドライアイなのでしょうか。
- 自己診断ゲームでいくつかの症状にあてはまる場合でもそれはあくまでも「ドライアイの可能性が高い」ということにすぎません。
また、ドライアイ以外の病気の場合もあります。
自己診断で気になる自覚症状が多い方は、放置せずに眼科を受診し専門医のチェックを受けることが、最適な治療に繋がると思います。















